意外と本当の自分の望みって知らない
自分の望みが明確になっていない場合って、意外と多いんだと思う。
自分が何をしたらいいかわからない。
何も望みがないから、人生に面白みがない。
私自身もそうである。
編集者の長倉顕太さんは、「やりたいことなんて見つかるわけがない。あったらすでにやっている。自分たちにできることは、ひたすら新しいことをやることだ」と言っていたと思う。
確かに最終的な答えとしてはそうなるんだろうね。
本当の自分の望みを知る方法
ただ、高城剛さんはやりたいことというか、新しいアイデアを得るための方法として、毎日30分ランニングをし、3ヶ月経ったら瞑想をしろと言っていたと思う。
そうすれば、自分が自然と向かいたい方向性が見えてくるとのこと。
ランニング自体、前頭前野の酸素量を増やし、働きを強化する効果があるという。
だから、村上春樹は毎日朝のランニングを欠かさないそうだ。
村上春樹ほど作品を次々と出している作家がやっていることだから、自分たちもやってみようと思えるではないか。
そして、瞑想をすることによっても、前頭前野が刺激される。
瞑想をある程度の時間続けると、前頭葉あたりにムズムズとした感覚が得られることがあると思う。
それっていうのは、前頭葉の血流が増している証拠である。
前頭前野は抽象的思考を司る脳の部位であるから、働きが良くなることによって、新たな”理解”が起こりやすくなるのだろう。
それについては昔関連する記事を書いたので良かったら見てほしい。
そしてひたすら継続が大事
人間として幸せな生き方をしていくには、人間ならではの前頭前野を活用していく必要がある。
前頭前野の血流が悪くなっていたら、高度な抽象的思考が働かず、動物的な古い脳みそによる短絡的な行動パターンに終止してしまう。
人間の欲望には大きく2パターンあるんだと思う。
人間ならではの自己実現欲求と、動物と同じ快楽を求める欲求だ。
幸せな生き方というのは人間の抽象概念上にしかないものであり、前頭前野を発達させてきた人間にしか追求できないものだ。
しかし、進化とは古いものに付け加える形で起こってきたので、人間には動物的な古い脳も備わっている。
時に新しい脳と古い脳が戦ってしまう場面も出てくる。
幸福度を高めるためには、前頭前野の働きを優位にする習慣を保つ必要があるだろう。
私自身、毎日5kmのランニングを欠かしていない。
ランニングには即効性も感じている。
当然、走れば血流は改善するからね。
瞑想はしたりしなかったりで、しても5分とかだから、もうちょっと長くやるべきなんだろう。
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