意識することによる脳の活性化が思考から抜け出す秘訣
私は最近、脳を働かせることで煩悩や妄想の状態から脱することができることを見抜いた。
煩悩にまみれたり、妄想にハマっている状態とはつまり、脳が働いていない状態であって、どんなに気をつけててもそうなってしまいがちな理由は、脳の活動はエネルギーを大量に消費するため、なるべく楽をしようとするからだ。
数日前にそんな内容の記事を投稿した。
妄想から離れて脳をクリアにしておくには、また別の記事で瞑想が有効であるとも書いた。
そして、私独自の理論として、瞑想には深呼吸や腹式呼吸をするよりも、呼吸をなるべく浅くすることが秘訣だとも書いたことがある。
脳を活性化させておくことが煩悩から離れる秘訣なら、呼吸を浅くすることと何か関係があるのか考えてみたのだが、また新たな見地に至ったので書いておきたい。
妄想をやめたい人へ。何をするかが大事ではない。どんな状態であるか
要は、なるべく呼吸をしないようにすることが大事だったのではなかった。
呼吸をしないようにしないようにと、”意識をし続ける”ことによって、脳が働き続けるために煩悩から離れて行ってただけだったということだ。
だから、もし可能であるなら、呼吸を普通に行いながら、その空気の出入りを意識することができるのなら、それでも良い。
私にとっては、なるべく呼吸を浅く浅くと意識することで、脳の活性化を持続させるほうが合っていたので、その方法を取り入れているというだけだ。
また上の過去記事にも書いてあるが、「宇宙の音を聞く」ということで、耳鳴りのようなツーンという音に意識を向け続けるのも、同じ効き目がある。
意識をし続けることが可能なら、どんな方法でも良い
結局どんな方法でも良いのだ。
どんな方法でもいいから、意識をし続けることが可能であれば、効果がある。
お経やマントラだって同じだ。
例えば「南無妙法蓮華経」と唱え続け、唱えていること自体に意識を向け続けることで、煩悩から離れ、意識がクリアな状態を継続できる。
マントラは気をつけなければいけないことが、慣れてしまい、ただ唱えるだけになってしまって、全然意識が向いていなくなることだ。
それではほとんど意味がない。
人間の受動的な思考には、知らぬうちに取り込まれているものなので、なるべく取り込まれないようにと、自分に合った取っ掛かりのようなものを見つけていかなければいけない。
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