これ以上自分をいじめないで。自愛の本質とは何か

生き方

これ以上自分をいじめないでください。

現状辛さを感じている人は、自分で自分をいじめているのです。
誰かのせい、エゴのせい。
それはごく常識的なものの考え方です。
その常識的なパラダイムで解決できずに今まで来たのなら、そろそろ考え方を転換すべき時です。
常識的な話のレベルで、他責思考から自責思考にせよ、と言っているわけでもないのです。
自責思考って、それはそれで自分を責めてることに繋がるんですよね。
何が起こっても、他人から何を言われても、エゴが何を囁いても、それを本当に認めるかどうかはあなたにかかってます。
他では”受け取る”という表現がよく使われますが、私は意識して”認める”という表現を使用しています。
現象世界で起こった出来事をそのまま認めてしまうことが、自分を労っておらず、自分をいじめてることにつながっています。
自愛とは、通常は瞑想によってエゴを取り除き、別の領域に浸ることを指す場合が多いかと思いますが、自分を労ってる点ではこれも自愛の一つとして間違いはないですが、広義の自愛としては、別の領域に浸らない場合でも可能です。
自分をいじめずに、労ってあげれば自愛です。
認識変更が自愛と言えます。

あなたが事実と認識したことが、自分を傷つけている場合が多いかと思います。
人から嫌われた、仕事で失敗した、失恋した・・・
現象世界では色々なことが起こりますが、現実を真に受けては傷ついています。
そのような人にとっては、社会というものは恐怖でしかないでしょう。
人と関わる限り、何かしらの問題は発生するのは避けられないのですから。
自分をいじめないために、自分の心を守るために、認識を変更しましょう。

二つ前の記事で私は、私たちは願望実現の達人だと言いました。

私たちは願望達成の達人
お久しぶりです。 ここ最近、スピリチュアル的な理解が一気に進んだので、久しぶりに記事を書いてみようという気になりました。...

私たちが認識したことは確実に実現化へと向かいます。
だから、私たちは自分の思考を点検しましょう、自分に不都合な事実認定をしていたら変更していきましょう、と言いました。
出来事が発生した時点では、それに対しての評価は定まっていないのです。
出来事に対して自分の中のリアクションがあり、それによって評価が確定するのです。
そのリアクションとは、エゴの自動反応であり、常識的に見たら当たり前と思うような見解となります。
エゴを自己同一化している人は、エゴの見解=自分の見解として無条件に受け取ることをしているわけです。
出来事→エゴのリアクション までは避けられない反応です。
ただ、私たちは、そのリアクションを採用するかしないかという選択権は与えられているのです。
その採用の瞬間に、自分自身をいじめていることになります。

明らかに振られたと思われるような反応を相手の異性から受け、振られたんだとショックを受ける。
そこまでは自分の意識外で起きた避けられない反応ですが、それを認めるかどうかは選択権があります。
私たちは願望達成の達人なのですから、振られたと認識した時に、振られたことが実現するわけです。
事実に従わないなんて馬鹿な!?
とあなたは思うかもしれませんが、ここであなたが知らずに囚われている認識を一つ指摘します。

現象世界を事実だと認識しているのは誰でしょうか?

物心ついてから当たり前のように持ってきた認識です。
これはあなた自身がそう認定してきただけのことです。
よく考えてみれば、現象世界=事実という方程式は別に存在していません。
事実だと強く決めつけているのはあなた自身でしかないのです。
あなたは願望達成の達人なのですから、あなたが決めたことこそが現実化し、事実となります。
そこに気づくことができれば、現象世界に認識をその都度合わせる必要性はないことがわかります。

起きた現象に対するエゴのリアクションですが、これも進化の過程で生じた脳のバグであり、エゴ自身が生き残ろうとする生命の本能を持ってしまったのであり、エゴ自身が生き残るためならば宿主をどんな形でもいいから言いくるめて従わせようとしているだけで、宿主の幸福など一ミリも考えてないことを理解すれば、エゴの見解など重く捉える必要など何もないのです。
これについても一つ前の記事で書きました。

エゴの正体について。エゴはあなたがどうなっても知ったこっちゃない。
自己観察を続けていると、エゴの性質に徐々に気付けるようになってきます。 エゴとは、テレビのバラエティ番組のようなものです...

自分が現象世界やエゴにとらわれず、自由な認識を持っていいことがこれで説明できましたね。

もう今日からは、自分を傷つけるような認識を持たないように、自分の思考を点検して、認識をコントロールするよう努めてください。
これがあなたのこの世界での最も大事な仕事です。
このような意識の持ち方に変えることはつまり、真実の置き所を、現象世界から自分自身の認識に置き換えることになります。
事実認定の根拠を自分自身に置く。
自分がそう認識したことはそうなんだと思う。
すなわち自分を無根拠に信じること=自信です。
自分以外に権力を開け渡すのはやめましょう。
理屈はすでに書きました。
実践することで現実化します。
もう苦しむ必要は何もないのです。

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