夢がない場合でも食ってかなきゃ
先日、知り合いのお孫さんで、どうしても小児科医になりたいと考えている人がいるという話を聞いた。
夢があるというのは本当に素晴らしいことだし、絶対にそれをやったほうが良い。
必ず素晴らしい小児科医になるはずだ。
一方で私はというと、特にやりたいことがない。
夢がないけど、食っていくためには働かないといけない、という感じだ。
夢があればすでにやっている
よく、やりたいことが見つかるワークだの、セミナーだのというのがあるが、多くの人の中に「やりたいことは心の奥底に眠っている」という考えがあるのではないか。
だからそれを見つけ出そうと本を読んでワークをしたり、セミナーに行ったりする。
でも。。。納得行く答えは果たして見つかっただろうか?
答えをひねり出せたとしても、本心からそれが好きかはわからないのではないか。
今やりたいことがない人は、探してもやりたいことなんて出て来るはずがないのだ。
今までの人生で得た知識、経験の中からは、興味を惹かれることがないということなのだから。
もし、やりたいことがあるならすでにやっているはずじゃないか?
そんなことはありえないんだ。
じゃあ、やりたいことがない人はどうすれば少しでもやりがいを感じられるようになるのだろうか。
夢がないとしても、なりたい姿ならある
私が見出した答えとしては、夢がないとしても、なりたい姿ならあるのではないか、ということだ。
こうなりたい、ああなりたい、というのはあるはずなんだ。
お金持ちになりたい、というのは誰しも思っていると思うし、理想の恋人が欲しい、というのもあるかもしれない。
それは個人が具体的にイメージを作って欲しい。
未来の自分の生活と第して、決して無理とか無茶とか言わずに、素直になりたい姿を描き出して欲しい。
そして実際にそこで生活している姿をリアルに想像できるくらいまで、描写を高めて欲しい。
描ききったその理想の生活像に近づくためのことを、時間がある時にやるようにすればいいのだ。
それは、決してやってて楽しいことではないかも知れない。
勉強であったり、自分磨きであったり、婚活であったり、副業で稼ぐことかも知れない。
そのなりたい姿に生活をちょっとでも近づける行為であれば、その行為自体は楽しくなくてもやれるはずなんだ。
だからやりたいことがなくても、駄目ってことはない。
目指すイメージを持って、それに近づける行為に勤しもう。
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