気持ちを言葉にして表現するのはあなたの役目
気持ちを言葉にして表現する言語化は自分でやらなきゃいけない。
どんなにひらめいても、どんな気持ちを秘めていても。
自分の頭で考えて言語化しなければ、形として残っていかない。
せっかくの気持ちや考えは、時間とともに流れていってしまう。
だから、何かをひらめいたら、すぐにメモに書き留めるのだ。
悶々とした気持ちを抱えているのなら、言葉にしてノートに書き出してみるのだ。
言語化以外は、外から与えてくれるものだ。
ひらめきは、セレンディピティのように突然パッと湧いてくるものだし、モヤモヤとした気持ちは、日々の経験が与えてくれるものだ。
人生を過ごしていると、そのように自分に様々な学びのチャンスを与えてくれる。
そのせっかく与えてくれたものを、言葉を使い正確に表現することで、形として残しておくことが大事になってくる。
そうすることでしか、思考にピン留めをできないから。
その作業は、あなたが自分の頭を使ってやるしかない。
言葉によって世界を認識している
私達人間は、言葉を使ってこの世界を分離し、認識している。
認識と言葉は対の関係になっている。
つまりいかに正しく現状を認識できるかは、どれだけ言葉をうまく使えるかによる。
子供でも、自分の考えをきちんと言葉で言い表せる子がいる。
そんな子を見ると、「しっかりした子だな」という感想を抱く。
なぜなら、思いをちゃんと言葉にできる力を持っているということは、しっかりと生きていくことができることを暗に表しているから。
気持ちを言葉にするのが苦手な人は自分を見失いやすい
自分自身が迷子になりやすい人は、きっと自分の思いを言葉にする力が弱いんだと思う。
そんな人は、意識して自分の考えや思いを普段から言語化する習慣をつけたほうが良い。
“表現力”という言葉があるように、あるものを正しく言い表すには、ある程度技術が必要になってくる。
最初は表現力の乏しさに自分自身でがっかりすることも多いと思うが、めげずに続けていけば、徐々に上達していくものだ。
言語力は、今の社会で生きていくに当たって、絶対に必要なことなので各個人が磨いていたほうが良い。
表現力がある人は、自分の思いを外に発信できる人であり、それによって共感を生むことができる人だ。
そもそも、何かを思う、感じるというのは素晴らしいことだ。
感受性が豊かであるということだから。
その感受性を、ぜひ目に見える形にしておこう。
形に残るということは、他人が見て理解できるということだ。
それが評価につながっていく。
ぜひ、表現者になっていこうではないか。
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