引き寄せるための潜在意識の使い方のコツ
潜在意識を書き換えればすべてが思い通りになると言われても、なかなか狙ったような結果が出ないことも多いかと思う。
ここでは、潜在意識の上手な使い方について説明する。
実は潜在意識を使って活用するためには、ちょっとしたコツがあるのだ。
潜在意識の使い方① 一人になれる静かな場所で
顕在意識を鎮めて、顕在意識を誘導するには、できるだけリラックスできる環境に身を置く必要がある。
一人きりになれる、騒音の聞こえない部屋で、部屋の明かりはなるべく薄暗くした方が良い。
そうすると、心の中の興奮は次第に収まっていき、非常にリラックスした状態になる。
引き寄せを行う間は、スマホの通知を切っておき、なるべく集中が妨げられないようにしておくべきだ。
潜在意識の使い方② 脱力せよ!
潜在意識にアクセスしやすい状態になるには、なるべく自分の体の力を抜いておくことが必要だ。
妄想の中にいる場合でも、嫌な過去の出来事を思い返して怒りを感じていたりすると、必ず体のどこかに力が入っている。
体に力が入っていると、その部分の筋肉が緊張しているということであり、それだけ交感神経が働いていることになる。
交感神経はより人間を活発化させる方向へ働かせる神経であり、より覚醒へ、つまり顕在意識優位に向かわせる。
潜在意識は無意識の範疇であるから、副交感神経系を優位にさせてあげることで、潜在意識にアクセスがしやすくなる。
寝ている時は体は完全に脱力しており、当然顕在意識は消えていて、潜在意識のみの状態となる。
しかしそれではこちらの意思で潜在意識を使うことができないので、わかりやすく言うと半分寝ているような状態を作り出す。
ベッドに横になっても良いのだが、完全に体を弛緩させてしまうと、眠ってしまう可能性がある。
なので、椅子に腰を付けないで座るのがオススメだ。
背骨はまっすぐに維持したほうが良いので、背筋はピンと立たせる。
姿勢を保つ最小限の筋肉だけは使い、肩や腕、まぶたなど、他の筋肉はできるだけ脱力させると、眠ることなく良いバランスで潜在意識優位の状態を作り出すことができる。
脱力すれば、妄想からも離れやすくなる。
潜在意識の使い方③ 欲望を抱くな!
潜在意識にインプットしたい願いがあるとしても、欲望を同時に抱いてはならない。
欲情は興奮させ、顕在意識を優位にさせてしまう。
意識を目覚めさせてしまう。
だから「お金が欲しい」「彼女が欲しい」といった願い方は良くないと言われる。
どちらも、欲望を喚起してしまうから。
願い事を引き寄せるのに、感情は邪魔なのだ。
欲があるからこそ願い事をするのだから、そこは難しいのだけれども。
ただ引き寄せたいものを”イメージ”することに集中すれば良い。
ただ単に「お金、お金」「彼女、彼女」と単語で言うか、もうすでにそれを手に入れたものとしてイメージすれば良い。
または、紙に欲しいものを書いて、それを朝晩に眺めるという方法もある。
その書いた紙を、財布の中に入れておくのも有効だと言われる。
欲望を抱くことで、顕在意識をとにかく刺激してはならない。
願ったこととは逆のことを引き寄せてしまう、逆引き寄せが起こる理由は、願いとともに欲望も描いてしまっているからだ。
潜在意識の使い方④ 長い目で見る
潜在意識は、たった2日か3日引き寄せを行ったからって、すぐに効果が現れるようなものではない。
潜在意識は人間の無意識を司るものであり、意識的な行動以外の部分を支配し、人間の恒常性を維持している。
星同士の引力が変わらないように、潜在意識も同じエネルギーを維持し続けるので、いざ変えようと思っても簡単には変わらない。
また、潜在意識に変化を起こしたとしても、またもとに戻ろうとする力も働いている。
悪い生活習慣をなかなか変えられないのはそのためである。
だから、辛抱強く引き寄せを日々続けていく必要がある。
最低1ヶ月は様子を見たほうがいいだろう。
潜在意識にとって否定形はダメな使い方
「受験で失敗しない」「明日のデートは雨は降らない」
などと言ったセリフで願ってはダメだ。
なぜなら潜在意識は否定形の文章は解釈できないからだ。
「受験で失敗しない」と言った場合、潜在意識が理解する言語は「受験で失敗」となってしまい、受験で失敗する場面を頭の中でイメージしてしまうため、恐ろしいことに真逆の引き寄せが起こってしまう。
正解は当然、「受験で合格する」だ。
「事故多発」という道路標識があるが、あれは全くもって逆効果である。
潜在意識の特性を考えれば、とても恐ろしいことなのだ。
車の運転中は、潜在意識が働いているフロー状態になっている場合もあるから、道路標識がサブリミナル的に作用してしまう可能性もある。
この理由から、後ろ向きの発言ばかりする人間とは距離を取ったほうが良いと言われる。
否定形の言葉ばかり聞いていると、受動的に逆引き寄せが起きてしまう。
自分が使う言葉も、普段から選別して、潜在意識に悪影響が起こらないようにしていきたいところだ。
普段から使っている言葉は、癖になっている可能性もあるので、できれば矯正してしまったほうがいい。
自分の言葉を最も近くで聞いているのは、自分自身なのだから。
これらは私自身、普段から行っている引き寄せで気をつけている点である。
これら4つの潜在意識の使い方のコツをぜひ守っていただき、ぜひとも引き寄せを成功させていただきたい。
引き寄せは、正しい方法で行えば必ず効果が現れるものだから。
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