私はエネルギー不足
自分は、事あるごとにエネルギー不足の人間だと言ってきている。
なぜなら、周囲の人間を見ていて、自分よりもしっかりと生活しているように見えるからだ。
仕事をした後に遅くまで飲みに行っても疲れた様子もないし、最後まで楽しく過ごしているように見える。
そして次の日には、なんの変わりもなく出勤して仕事をする。
エネルギー不足の私はそれはムリだ。
飲みに行ってお酒を飲んだりすれば、絶対に翌日に持ち越すし、生活リズムは一気に乱れる。
普通に仕事をするだけでも、夜は毎日ぐったりしているくらいだからね。
そしてエネルギー不足による体の疲労は精神にも影響を及ぼす。
メンタルの質の低下や、意識的な行動が取れなくなったりして、衝動的な行動ばかりに走り、生活の満足度が極端に下る。
自分にとっては、エネルギー不足への対応は、生活の質を上げていくためには避けて通れない課題だった。
今までは、無い自分のエネルギーをどう守り、どう賦活化させるかということばかりを言ってきた。
しかし、最近早起きをするようになって、また別の観点も見えてきたので説明しておきたい。
エネルギー不足の人にとって早寝早起きは特効薬
早起きすると、ひらめきが多くなる。
当然一日が始まったばかりなので、精神的な疲れもリセットされている。
そういったことで、夜だったら進まない作業が、朝だと効率よくさばけるのだ。
これはなぜかと考えた時、1000年以上前の人間は、基本的に早寝早起きだったと考えられる。
電気がないし、火による明かりをともして夜を過ごすことになるけれども、テレビもないし、基本的にやることが少ないわけだから、いつまでもダラダラ起きていず、早めに寝ることになる。
そして朝は日の出とともに起床する。
現代以前の人類は、ずーっとそのような睡眠のリズムで生きてきたわけだから、そのリズムに従うほうが体の調子が良くなるのは間違いない。
早く寝て、早く起きると、たとえ睡眠時間自体がいつもと同じだとしても、エネルギーが体に満ちてくるような感覚がある。
今まで過去何百万回と繰り返されてきた睡眠のサイクルに帳尻を合わせることで、今まで一人で頑張ってきた感覚から、大河の流れに乗った感覚へと移ることができた。
日没と日の出のリズムと睡眠をなるべく近づけよう
エネルギー不足の自分にとっては、他力を利用させてもらっているようで楽なんだ。
最近私は、起きる時間が遅くなればなるほど、その後の一日のパフォーマンスが落ちるのではないかとも考えている。
太陽がすでに登りきった状態で目が覚めても、体が賦活化しきらないのではないかと思っている。
元気が足りない。エネルギー不足であるという人は、ぜひ早寝早起きを試して欲しい。
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