行動のトリガー設定が間違っていた
行動できない人というのは、得てして家のこともなかなか片付けられなかったりする。
洗濯しなきゃ、掃除しなきゃ、と思うと、億劫さが先立ってしまい、つい溜め込んでしまうのだ。
そういうような、一つ一つの作業を負担に感じてしまうタイプの人は、”困ったらやる”というトリガー設定にしているんだと思う。
明日着るものがないとなったらやっと溜まった服を洗濯する。
部屋の汚れが我慢できなくなってきたら掃除をする、というように。
それだと、いざ動き出す時に重い腰を上げるような心持ちになってしまう。
汚れたら綺麗にする、は間違い
家事を負担に感じてしまう人は、やらなきゃいけないことをタスク化したらいいんだと思う。
要は、汚れたら掃除するのではなくて、毎日掃除をする。というように。
行動のトリガーを、汚いか汚くないかではなくて、毎日やるものだ、という風にルールを変えてしまうのだ。
毎日やると決めたのだから、毎日掃除をする。
そうすると、そのタスクに対しての負担を感じる心が軽減されるのに気づくと思う。
私自身、恥ずかしいことだが、家事をコンプリートすることにとても負担を感じていた。
恥ずかしさの理由は、他人を見ているとどうも家事のコンプリートは誰しもがしっかりとこなしているように思えるからだ。
実際のところはわからない。
ただ、みんな人に見せたくない部分は知らせないようにしているし、他人というのはちゃんとしているように思えるバイアスがかかると思う。
家事が負担に思う原因の一つは、せっかく綺麗にしてもすぐにまた汚れてくるところだ。
服はまた汚れる。風呂場も汚れる。
せっかく労力と時間をかけてやったことが、すぐにまた元通りになってしまう。
それで、家事が負担だったのだが、洗濯は週に二回、床の掃除機は毎日、風呂掃除とトイレ掃除は週に二回、排水口の掃除は週に一回というように、決めてしまってからはだいぶ楽になったことは事実だ。
スケジュール化してしまえば、もともとそんなに汚れてなかろうが汚れていようが、また時間が経って汚くなってこようが、関係のないことになる。
そして、家事をテキパキとこなしていると、そういう自分が好きになってくる。
ちゃんとしている自分自身に肯定感を感じられるようになる。
家事はやらなきゃいけないもの。テキパキこなせるよう心理的負担を軽減しよう
というわけで、身の回りの家事に負担を感じている人は、ぜひスケジュール化、タスク化を取り入れてみてほしい。
会社の毎朝の掃除のように、定型化してしまえば心理的な負担は減ってくるはずだ。
家事をササッと片付けて、少しずつ行動できる自分に変えていこう。
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