人に嫌われるのが怖い心理とは【原因は愛情不足です】

嫌われるのが怖い 人間関係

人に嫌われるのが怖いと損ばかりしてしまう

他人に嫌われるのが怖い人は世の中に沢山いると思う。

なぜそれほどに恐れるのだろうか。

その原因はシンプルに、心が愛情不足だからだ。

人が適切に愛を保つには、子供の時に親からちゃんと愛情をかけられてきたかどうかが鍵になる。

自分の心に愛情が足りてないと、他人から拒絶されるのを恐れ、相手に主導権を握られてしまうのだ。

愛情不足だと、生きていく上で様々な障害があるが、他人に依存してしまったりして、他人と関係性を築いていく中でも難しさを抱えてしまう。

嫌われるのが怖いのは損なことである。

なぜ愛情不足だと人に嫌われるのが怖いと思ってしまうのか

なぜ、愛情不足だと他人から嫌われるのが怖いと思ってしまうのだろうか。

もともと自分の中にある愛情が枯渇しているから、それ以上に愛情が減ってしまうと苦しくなってしまう。

だから、相手から嫌われて、拒絶されて、関係性が悪化し、今構築できている関係が崩れてしまうことは避けたいと考える。

否定に耐えうるだけのキャパが、自分の中に存在しないのだ。

愛情不足の人は、相手に不満や言いたいことがあっても、なかなか言えないということになる。

もし自分の意見を言って、相手の機嫌を損ねたらと考えると、我慢して口をつぐんでおこうと思うのだ。

そして、愛情不足の人は、ただ単に他人からの批判にも弱い。

相手からの意見や批判によって、簡単に動揺してしまうのだ。

愛情で満たされていないため、相手の感情や言葉が、心をえぐってくるからだ。

相手の前で動揺した弱い自分をさらけ出したくないので、やはり議論を避けるためにも自分の本音を言うのは我慢するようになる。

そういったわけで、愛情不足の人は、他人との関係性において、自分の意見が言いたいように言えず、相手の顔色を伺ってしまい、結果主導権は相手が握ることとなる。

自分の意に反することでも我慢しなければならないので、ストレスは溜まりやすいし、現実的な損も被りやすい。

心はいつまで経っても安定することはない。

嫌われるのが怖い人間は、このように非常に生きづらくなってしまう。

人に嫌われるのを怖がっていると、何も言えなくなる

私と恋人との関係はまさにそうだ。

私は恋人に嫌われるのを怖がって、相手の気分を害する可能性があることは言えない。

相手が言うことに対して「それは違うんじゃない?」と思ったとしても、注意することができないのだ。

嫌われるのが怖いと、自由に言いたいことが言えなくなる。

昔付き合っていた人のことだけど、若年者のリフレクソロジーを認めるような発言をしていた。

女子高生にとっては割が良い仕事、ということである。

私の価値観としては、とてもそんなことは認められない。

実際に直接的な行為をするわけではないし、自分を汚さずにお手軽に稼げるというのが向こうの意見だが、私は若い女性はかけがえのない価値があると思うし、例え何万円もらえたとしても、それ以上の大事な何かを失ってしまうと思うからだ。

しかし、相手には言えない。

せいぜいが、相手の言ったことに対して無反応でいるくらいだ。

自分の思いをぶつけて、もし相手が傷つき、感情を露わにして言い返してきたら。

私は相手の感情に押されて言い返せず固まってしまう。

相手に自分の動揺した弱い姿を晒してしまう。

その姿を見て相手が冷めてしまうかもしれない。

自分が何も言わなければ、現状維持できている仲良し度合いを継続することができる。

自分の主義主張よりも、相手との関係性が保たれることが大事だ。

そんな風に自分を押し殺すんだ。

こんな我慢を続けていると、自分の中で矛盾を抱えてしまうし、結局恋人との関係性を維持するためにエネルギーを消耗してしまうのだ。

結果、疲れ果ててこれ以上我慢できなくなったというタイミングで、自分から別れを切り出してしまう。

愛情不足だと、相手に依存した恋愛をしてしまい、自分自身に我慢を強いることが多くなり、いつも拒絶への恐怖と隣り合わせとなる。

嫌われるのが怖いと、長期的に恋人と健全な関係を築くのも難しくなってしまう。

日本人は嫌われる勇気がない人が多い

他人から嫌われるのが怖いと思うのは、多くの日本人が当てはまってて、特別愛情云々は関係ないんじゃないかと思う人もいるかもしれない。

確かに日本人の特徴として、嫌われる勇気がない人が多いのかもしれない。

しかしやはり愛情が不足している場合だと、特に人生において障害となるくらいの形で、他人からの否定を怖がってしまう。

親の庇護下にいる時に、どれだけ適切に愛情を受けてきたかが、その子のその後の人生に重大な影響を与えてしまうことを、すべての親は自覚したほうがいい。

嫌われるのが怖い人は自愛をしよう

心に愛情が足りていないと、他人からの拒絶を恐れ、主導権を他人に握られてしまう。

親から適切に愛情を受けてこなかった愛情不足の人が、その後の人生をうまくやっていくために、私は自愛をおすすめする。

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他人から愛情を求めると、相手にどうしても依存することになって、どうしても自分の立場が安定しない。

愛情は、自分で自分にかけることができるのだ。

ぜひ、実際に一日の中で時間を取って、自愛をしてみて欲しい。

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