今日、嫌なことがあって辛い?
どんなに辛いことがあっても、それに飲まれすぎてはいけない。
なぜなら、過去に起こった大失敗を思い返してみればいい。
その当時はとてもとても辛かったが、その出来事が今、これっぽっちも影響していないことに気づくはずだ。
だから、今大変つらい状況だろうと、落ち込みすぎてはいけない。
人生全部の中で考えれば、普段忘れてしまうほどであり、大したことではないのだから。
人生は長い。捉えている時間軸の長さの違い
今起きている出来事に対してつらい思いを抱くということは、それだけ近視眼的であるということだ。
直近だけしか見えていない。
だとすれば、目の前の辛さに対して思いっきりさらされるだけであり、辛さしか無い。
しかし、もっと長いスパンで思考を働かせることができるならば、あなたの生活は目の前の辛さだけということではなくなる。
未来を見据えているならば、目指すものがあるのならば、今現在感じている辛さは、耐えるに値するものと思えるかもしれない。
だから、生活における目標は持っておいたほうがいい。
環境や出来事に行動選択を振り回されることがなくなる。
例えば、新しい職場環境が合わないと言う場合。
多くの場合は職場の雰囲気が合わないということになるかと思うが、職場でうまくいかなければ、つらい気持ちは感じやすいところだ。
ここで、なぜあなたはその会社を選んだのか、という当初の志があるならば、今の職場のつらい状況はあなたにとって通過点に過ぎないということになる。
その仕事を行うことで、スキルを身に着け、より将来飛躍するためだとか、何か目標があるのならば、職場の人間関係でストレスを抱えている状況なんて、辞める理由にはなり得ない。
しかし逆に、ただなんとなくその職を選んだのだったら、日々職場で過ごすのが辛ければ、いつでも辞めてやるぞ、という気分になってしまうだろう。
ものの見方の時間軸を変えれば、辛さも大したことではなくなる
今の生活において辛さがあったとしても、それによって神経をすり減らしてはいけない。
人生全体を見よ。
過去の本当に辛い時期の出来事が、今のあなたに何か影響を与え続けているだろうか?
数年単位、人生単位で考えれば、今の状況だって、普段は忘れてしまっている人生の1ページでしかない。
あなたはもっと大きな、偉大な人生を歩むことができる。
日々の些末なことに神経をすり減らしているのは、あなた自身がもったいない。
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