行動記録を基本とした日記
私は、表三郎さんの日記の魔力という本を読んでから、表さん流の日記を休まず付け続けている。
表三郎さんは、行動記録として、事実を淡々と記録することをおすすめしている。
感想などを書こうとすると、何も思い浮かばない日が出てきてしまい、続かない原因となるからだ。
また自己分析のためには、客観的情報の方が良く、実際に行ったことを記録したほうが後々のためになる。
私は、これは今風に言うと、ライフログに近いものではないのかなと思った。
私はライフログにも興味を持ったことがあって、やろうとしたことがあるが、これは三日坊主で終わった。
ライフログと言うと、本当に行動記録のみとなり、無味乾燥な感じがして面白みが感じられなかった。
ところが日記として書くと、これはとたんに面白いものに変わるのだ。
ライフログとしての日記は読み返すと面白い
行動記録に付随して、ひらめいたことやちょっとした疑問を書いておくようにする。
ひらめきというのは、だいたい生活に根ざして発生しているから、アイデアに加えてその時のエピソードなども思い出せるようにしておいたほうがいいからだ。
そうすると、無味乾燥だったライフログが、読み返すのが面白い日記に変わる。
Evernoteに書いている日記をhtmlにエクスポートして、Kindleパーソナルドキュメントにメールで送り、キンドルペーパーホワイトで読み返すようにしている。
PC画面だと、文章を読み飛ばす癖が付いているのだが、Kindleで読むとまるで本を読んでいるかのように目にちゃんと入ってくる感覚があるからだ。
また、ライフログというよりも、日記という形で真っ白な画面に自由に手入力していく方が、「今はこれをやっている」という実感が得られやすい。
書き方は、時間と、行なったことを箇条書きでなく文章として書いていくだけだ。
そしてその都度覚えておきたい考えなどを記しておく。
ライフログとしての日記を書くと生活の意識度が上がる
私はついダラダラ過ごしてしまい、時間を無駄にするタイプの人間だったが、日記をつけ始めてから、ダラダラする時間はだいぶ少なくなった。
今日何をしたかを記録に残さなければいけないので、空白の時間帯を作りたくないという思いが発生するからだ。
IQが下がりやすく、すぐにネットサーフィンをなんとなく始めて戻れなくなってしまう人には、行動記録としての日記は本当におすすめだ。
また、行動記録を付けると、一日の過ごし方が良かったのか悪かったのかという感想が必ず出てくる。
記録し自分の行動を可視化することで、客観視できるようになるんだ。
私は日記を通じて、夜に中華料理やラーメンを食べると、疲れが増したように感じてしまうことがわかったので、夜は消化の良いものをなるべく食べるように心がけている。
ライフログとしての日記はおすすめだ
このように、日記を行動記録として書き残し、定期的に読み返し、自分の行動を分析し、自己改善に活かそう。
また、行動記録を付ける習慣を持つことで、自分の今やっていることに意識が向くようになり、無駄な時間を減らせるようになるのでおすすめだ。
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