みんな光るものは持っている
落合博満がテレビ番組でこう言っていた。
「人間なら誰でも、何かしらの才能を必ず持っている。」
多くの人間が、なんの取り柄も武器も持ってないと思い、ごく一部の才能がある人間が社会で輝いていると思いがちだが、そんな期待を抱かせるような言葉を発したのだ。
じゃあどうやって自分の才能を見つけ出すのか。それは手当たり次第、いろんなことをやってみないとわからない、とも言っていた。
そして、もし自分の才能が見つかったら、徹底的にそれを磨く。それだけに時間を費やす。
そういうアドバイスを落合は送っていた。
大学野球部を中退し、社会人経験もある落合だからこそ、もともと王道を歩んできてない分、説得力のある発言ではないか。
わかりやすい才能、わかりにくい才能
きっと、どんな人間でも人と違った、キラリと光る部分はあるんだろう。
しかしそれがわかりやすい人と、わかりにくい人がいるというのも事実だ。
例えば、あの子はサッカーがめちゃくちゃうまい、ピアノがめちゃくちゃ上手とかだと、才能がわかりやすいし、それを徹底的にやらせればいい。
しかし、もっと特徴づけにくいものだった場合、例えば、あの子はすぐに人の話を聞かなくなる、という場合は、これは欠点として捉えられてしまい、大人たちから矯正させられたりするだろう。
本当は、アイデアが次々に浮かんできて、話を聞いていても、自分の頭の想像の方に意識が向いてしまうからかもしれない。
それをその子の才能として捉えることができたなら、頭に浮かんだことを何か表現させることで、才能が社会的に認められる形で爆発するかもしれない。
このように、わかりやすい、わかりにくい、または単純、複雑の差はあるが、人間誰しもが自分なりの特徴というものを持っている。違い、と表現してもいい。
神に与えられた才能を見出し、世の中に使っていけば自ずと成功する
自分に与えられた才能を使えば、この世で活躍できるようになっているんだと思う。
逆に言って、世の中で活躍している人は、自覚的にも無自覚でも、自分の才能を活かし、勝負しているはずだ。
もし人生を変えたい、良くしていきたい、と考えている人がいたら、まずは徹底的に自己分析だ。
自分の強みは何なのか。
今まで埋もれてるから、うだつのあがらない人生になってきた。
すぐにはたどり着かないかもしれない。
いろんなことに挑戦して、トライアンドエラーで見つけて欲しい。
殆どの人は、自分の強みすら正確に把握してないのだから。
そして、自分の強みを確定させられたら、次はどのように、世の中にアウトプットしていくかだ。
才能を活かして、どう社会に役立てるかだ。
自分が何をすればいいのか、戦略を練ろう。
そして、最後に必要なのは、行動する勇気だ。
行動したことのない人間にとっては、一番のハードルかもしれない。
しかし、その一連をすべてやりきれば、成功しないほうが難しいと言ってもいい。
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