朝が最高に弱い男
私は朝が大変弱い。
目覚ましは何重にもかけている。
が、それでも最終の目覚ましまで布団の中で粘ってしまう。
早い時間帯に目は覚めるのだ。
でも、ベッドから起き上がれない。
気力で負けてしまう。
決してウダウダ寝ているのが快感でない場合でも、寝起きのIQが低い状態の脳は現状維持の方を選んでしまうのだ。
結局寝ていられる限界の時間まで起き上がれないのだが、だからといって起床後の気分は優れているわけでもない。
惰眠は怠惰な気分を満足させるだけで、決して疲れを取ったり、メンタルに好影響を与えるものではないからだ。
皆さんは寝起きは強い方だろうか?弱い方だろうか?
もし弱いなら、それを改善してみたいとは思わないだろうか?
私は子供の時から中年男性になるまでずっと、朝が弱いことに悩んできたが、つい最近、自分にとって画期的な寝起きの対処法が閃いたからシェアしておきたい。
寝起きには一杯の水が効果的!
寝る前に水を飲む習慣は誰しもあるのではないかと思う。
なぜそうしたいかと言えば、寝ている間は水分が取れないことを気にしているからだ。
寝ている間は人は汗をかくし、寝る前の水分補給は重要だと思う。
場合によっては逆に、夜中にトイレに行くのが煩わしくて、寝る前の飲水を避ける人もいるかもしれない。
失われた水分を補うことで血流を上げる
しかし、私達は寝起きの体の状態について意識が足りていないかも知れない。
睡眠時間を5時間6時間と取っていくと、その間の水分補給は行われず、体内の水分は尿に変換されたり、汗として外に出されていく。
その結果、寝起きの体は軽い脱水状態になっていると言えるのだ。
また、長時間寝た姿勢でいることで、血流自体も滞っている。
寝起きのダルさ、思考が働かないなどのIQの低さはこれが原因である。
前頭前野の血流が悪化していると、IQが低下する。
つまり、寝起きのだらしない人格を変えるには、夜中に失われた水分を大量に補給してあげることが大事だ。
寝起きは誰しも喉が渇いているので、多少は水分を口に含むかも知れない。
しかしそれでは圧倒的に量が足りていなかった。
300cc以上の水を朝起きて飲んでも良いかも知れない。
低血圧の人は朝が弱いとも言われる。
自分はまさに低血圧の人間だ。
血圧とは、血液が血管壁をどれだけの圧力で押しているかという指標であり、体内の水分量が少ないと、すなわち血液量も下がっていることになり、血圧も下がっていく。
だから、水分を補給することは、寝起きの低血圧を改善することにもなる。
胃腸が働くことで覚醒する
水分を飲んで血流を上げるという意味以外にも、飲水による覚醒効果がある。
飲水することで胃腸を働かせることになり、体が目覚めるからだ。
寝る前の飲食は避けたほうが良いとよく言われている。
それは胃腸が働いてしまうので、寝付きが悪くなるからだ。
胃腸も体の一部であり、動いていれば当然眠りの妨げになる。
同じ理屈で、寝起きに多めの水を摂取することで、胃腸が働いて自然に体全体が覚醒することになる。
水は室温以上じゃないと害悪
しかしここで一つ注意しないといけないことがある。
寝起きに飲む水分は冷えているものは駄目だ。
冷えている水分を朝イチで一気にお腹に流し込むと、胃腸がびっくりして不調になり、下してしまう可能性がある。
室温の水を少し多めに飲むのがオススメだ。
なお、白湯ならなお良い。
寝起きを改善することで睡眠時間を短くできる
一度目覚めた後の二度寝、三度寝が、決して体や精神に好影響を与えているわけではない。
だから、一度目覚めたタイミングで起床してしまっても、健康上なんら問題はない。
むしろ、活動時間が増えて、より生活の質を向上させることが可能になる。
私の場合は、もし寝起きを改善したならば、活動時間を毎日1.5時間は増やすことができる。
通常のサラリーマン生活をしている人間にとっては、毎日睡眠時間を7時間も取っていたとしたら、仕事してご飯を食べて、家事をするだけで生活が埋まってしまう。
それにプラスして自分に投資をする時間を加えるためには、睡眠時間に着手する他はない。
二度寝は削ってしまっても、睡眠の質にも影響を与えないし、十分疲れは取れるのだ。
まとめ
私はこの、寝起きに一杯の水を飲むアイデアについて、寝起きに閃いた。
これだ!と思ってすぐに飛び起き、早速実践したのだ。
寝起きのIQの低い状態が望む二度寝が、決して自分にとって良い影響を与えてくれるものではない。
それは非常に近視眼的な欲望でしかないのだ。
そんな欲望の言うとおりになる必要性なんてない。
あなたの中のもう一人の理性的な自分は、惰眠を貪ることを決して望んではいないのだから。
朝から調子の良い自分でいることで、気持ちよく一日をはじめられるようにしよう。
いつもより早起きして増えた時間で、あなたの好きなことをすればいい。
そうやって少しずつ、生活の質をも改善していこう。
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