気分が沈む理由がわからない【自分を意識する文化が失われている】

理由もなく気分が沈んでしまう 方法

気分が沈む理由がわからない

特に理由もないのに、いつもだいたい気分が沈んでいる。

ひっきりなしに心がSOSを出しているようだ。

そんな人は私だけではなく、案外世の中に多いのではないかと思う。

なぜ気分が沈むのか、理由がわからない。

そんな症状の対処として、とある一冊の本がヒントになったので説明しようと思う。

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昔の日本には腰・肚文化があった

齋藤孝という、よく情報番組に出ている学者さんが書いた「身体感覚を取り戻す 腰・ハラ文化の再生」という本がある。

身体感覚を取り戻す 腰・ハラ文化の再生 (NHKブックス)
斎藤 孝
NHK出版
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日本人の中で、今は完全に失われている文化として、かつて腰・ハラを意識して生活するというものがあったそうだ。

今になって、改めて丹田呼吸法が注目を浴び、どうやらハラ(肚)には秘められた活力源があるようだということで、自分のものにしたい人々が肚の訓練をするようになって来ている。

しかし、丹田とは具体的にどこの部分と指すことは難しく、なかなか現代人の感覚では理解して使いこなすことは容易ではない。

では昔の人はなぜ意識できていたかと言うと、服装が大きく関わっている。

和服は帯で締め付けるのであり、帯によって昔の日本人は自然と肚が決まる感覚を得ていたというのだ。

今だと、たまに浴衣を着るくらいかもしれないが、帯をしっかりと締めてみた時に、腰が落ち着く感じとともに、心までどっしりとした感覚が得られるのを感じたことはないだろうか。

現代風の洋服だと、丹田や肚というものは完全に無視されたデザインとなっている。

腰が決まっていないから、人々は猫背で歩き、電車で座る姿は骨盤が寝てしまっていて、その姿からは精神的な安定など感じる余地もないのだ。

丹田中心の姿勢が人生までも変えていくことは、以前記事にしたことがある。

体の重心、つまり丹田を意識して生活すれば人生が変わる
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肚を意識する身体感覚が失われてしまった

しかし、今日私が言いたいのは、肚の重要性の他に、それそのものが自分を意識する仕組みとなっていたということだ。

昔の日本人は、帯を付けることで、自分の所在を確認し、自然と意識していた。

肚に帯が締まる身体感覚により、自然とそうさせられるのだ。

しかし、今は服装が完全に変わってしまい、帯により自分の所在を意識するという感覚の文化自体が消え去ってしまった。

自分を意識せず、外界からの刺激に影響され続けるだけ

自分を意識する仕組みを持たなければ、毎日外界からのおびただしい量の刺激にさらされ続け、影響を受け続けるのみとなる。

HSP(Highly Sensitive Person)のような心が敏感な人は、こりゃたまらんということで、自分だけの世界に逃げ込み、とりあえず外からの影響を遮断することで、自分を守ろうとする。

でも、生活するためにはまた世の中に出ていかなければいけない。

平日は社会生活で消耗し、休みの日はひたすら引きこもって自分を取り戻す作業をするというサイクルは、とても生産的とは言えない。

ただただ、防御のために生きているようなものだからだ。

理由もなく気分が沈んでしまう人は、自分を意識する機会を取っていないのではないか。

まさに、自分の中に「自分自身を意識する」という文化が根付いていない。

途絶えた文化を、新たに自分自身で発明して復活させるなんて絶対無理なこと。

今の日本人の文化にないことを、やらなきゃ病んでしまうという難しさがある。

気分が沈む理由は自分を全く意識しないから

自分を全く意識しないと気分が沈んでしまう理由として、子供と仕事で忙しい親の関係に例えるとわかりやすい。

子供が親に甘えたくても、親は仕事で忙しそうで、夜遅く帰って来てすぐに寝てしまう。

休みの日は一日中寝ているので、遊んでほしくても遊んでくれない。

そんな子供は寂しくてたまらないだろう。

子供の時は特に、親のことは無条件に好きなのだから。

自分自身についても同じことが言えて、仕事や生活のあれこれに対処し続け、一人の時間になるとスマホやテレビに釘付けで、自分自身を放置し続けると、自分の精神の中の子供である”自我”が寂しがってしまうのだ。

「僕にも目を向けてよ!相手してよ!」とね。

それが理由もなく寂しくなる原因だ。

ちょっと時間ができた時には、それを埋めるようにスマホを眺めるのではなく、日記に自分の気持ちを綴ってみるなど、自分自身と向き合うことをしてみたらどうだろうか。

私は自分を愛すること、つまり自愛をおすすめしている。

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