忘れるのは自然なこと
人間とは忘れる生き物である。
一度決心したことでも、数日経てば薄らいでいき、やがては昔の通りに戻る。
禁煙やダイエット、ランニング、読書など、例には事欠かない。
アイデアよりもアクションが大事と言われる所以はそんな理由からだ。
ひらめいたアイデアは、実に素晴らしく思え、これで問題が解決できる、と思うのだが、実際に行動して、それを続けられなければ、ほんとうの意味で変わることは出来ない。
動機があって、行動がある
どんな行動にも動機がある。
トイレに行きたいと思うから行くのであり、ごはんを食べるために外に出て買い物をするわけだ。
そのように、何か決心してやる行動にも、常に動機が働いてなければ、人間の脳はどんどん忘れてしまうから、やがては行動しようと意識することもなくなってしまう。
つまり一度決心した思いは、常に忘れないようにいれば、行動は持続することになり、結果は保証されるんだ。
人間は弱い生き物なので、薄れた動機を目の前にして「あ、その程度の決意だったんだ」と自分自身で解釈を起こしてしまう。
それで、自分から行動を止めてしまうということも起こり得る。
目標達成のマネジメントとして、自分で意思を働かせよう
動機というのはほっとくと薄れるのが自然現象なのだから、そこは自分の意志の力で何度も何度も思い起こす必要がある。
それが目標達成のためのマネジメントだ。
自分が当初やりたいと思ってたかどうかわからなくなっても、自分に言い聞かせるのだ。
そうしないと、何も変わらない。
今の自分に物足りなさを感じていて、何かを変えたいと思うなら、人間の偉大な意志の力を行使して、自然の流れに打ち勝とうじゃないか。
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