それって自分が本当にしたいこと?
あなたの中にある真実の欲求に気付こう。
それは自分が本当にしたいことなのか、立ち止まって考えてみよう。
あなたのエネルギーと時間を無駄にしないために。
人生は有限であり、若さもまた有限であるのだから。
本当は飽きてるのに海外旅行に行き続けた
例えば、私は海外旅行が好きで、良く行っていた時期があるのだが、だんだん回数を経るに連れ、海外旅行で得られる経験が飽和状態になってきた。
旅慣れてしまい、初期の頃のように感動できなくなってしまったのだ。
その自分の本心に気づかず、懲りずにまた海外旅行の手配を続けたのは、これは無意味な行為だったと言える。
海外にいる間、心躍らない時間を過ごし、限りある人生の中での数日間を無駄にしてしまったと思うのだ。
海外旅行はお金もパワーも要る。
その資源を何か別のものに振り分けられればよかったと後悔する。
一人で観光に行っても満たされなかった
他にはこんなこともあった。
私はビジネスチャンスを求め、知り合いを頼りある田舎町へと移住した。
その土地がどんなところかも知らないし、知人以外は知り合いは皆無だった。
そんな中、休みの日には近隣の観光スポットに一人で回るようなことをしていた。
実際に景色を見たりしても、心が満たされることはなく、虚しさが付きまとう。
確かに、住んでいる地域の観光スポットに行ってみたいという好奇心というのは、引っ越したばかりの時は芽生えるものだと思う。
しかし、その地域に詳しくなるために遊びに行くのは、私の本当にやりたいことではなかったということだ。
当時の私の真の欲求は、そこではなかった。
もっと、自分を高めたり、チャンスを広げるようなことをしたかったんだと思う。
自分が本当にしたいことにはいずれたどり着く
やってみたいと思えることでも、それを実際にやってみたところを想像し、どんな心境になりそうか考えてみよう。
もし、思ったよりもつまらなく感じたりしたら、それはあなたが本当にやりたいことではないかもしれない。
しかし、自分が本当にしたいことは、見えそうで見えなかったりもするのも事実だ。
それで、自分の本心の欲求とは違うことをやってしまったりすることもあるだろう。
でも、やってしまった結果、これはやりたいことじゃないと気付くことができる。
時間と資源を無駄にしたが、本当の自分の気持ちに気付くことができた。
これはこれで良いのかも知れない。
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