普段触れているコンテンツの影響を意識しているか?
食べたものが体を作るのと同じように、心もまた見たり聞いたりしたものにより形作られる。
だから、普段どんなコンテンツに触れているかが精神にとってとても大事になってくる。
心の栄養になるものを意識して選択しないといけない。
そこをわかっていない人は、低俗な番組だったり、はたまた暴力的で残虐な映像だったり、グロテスクな映像だったりをあえて楽しんでしまう。
心を軽視している人は、自分が受ける影響を気にすることはない。
R指定などで、子供に見せることは禁止になっているコンテンツもあるが、それは正しいことなのだ。
ジャンクフード的娯楽を親しんでないか?
インスタントに楽しみを感じられるコンテンツは、だいたいがドーパミンを刺激するタイプになる。
興奮したり、ドキドキハラハラしたり、交感神経を刺激するので、それを脳が楽しいと勘違いしてしまうのだ。
残念ながら、世の中で売れている、場合によっては評価されているコンテンツは、ドーパミンを刺激するタイプだ。
このタイプの娯楽は、商売になりやすい。
世の中的に、読書は推奨されていると思うが、売れている本の中にも、心をざわつかせるような仕掛けを仕組んでいるものも多い。
だから、本なら何を読んでも褒められるとは私は思わない。
やはり、質の高い文学を読むべきだと思う。
心の栄養になるものとは
絵画や芸術などに親しむ習慣を付けるべきだ。
美術館に行ったことのない人は一度行ってみればいい。
世の中に溢れている刺激的なコンテンツに慣れている人は、最初戸惑うかもしれない。
しかし徐々に、絵や芸術品に対峙した時、その時に感じる自らの感覚というものを見る作業を、楽しく感じられてくるはずだ。
おそらく、芸術作品などの質の高いものに触れた時には、セロトニンが刺激されていると思う。
ドーパミンはジャンクフード的であるとするならば、セロトニンは健康食だ。
人の心を穏やかにするような、幸せな感覚が呼び覚まされると思う。
自分の中に取り入れるものには注意を払わなければならない。
食事は体を作り、見聞きしたものは心の栄養となるからだ。
あなたが親しんでいるものは何だろうか?
外見的な美容には多くの人が関心を持つのに、心の美容には無頓着な人が多い。
わかる人にはわかるから、気をつけたほうが良い。
見た目は悪くないのにモテないという自覚がある人は、内面磨きにも関心を持ってみてはいかがだろうか。
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