照明の光による心理的効果を意識してる?
私が思うに、日本人ほど部屋の照明の光に対して無頓着な人種はいないのではないかと考えている。
リビングといえば、何も考えず白色の蛍光灯を必ず付ける。
眩しすぎるのである。
光の圧が強すぎる。
刺さるように感じる。
マイケル・ジャクソンが来日中に訪れたレストランで、光を弱めてほしいと店にリクエストしたという話を聞いたことがある。
やはりマイケル・ジャクソンも本来デリケートな人物なのだろう。
また、昔私が聖書を勉強していた時の頃になるが、ある日の聖書勉強会は新宿のあるマンションの一室だった。
中国人か、中国系アメリカ人かは不明だが、おそらくはビジネスで成功を収めている女性の部屋で、そこに多くの外国人が詰めかけて、みんなで聖書を学んだ。
彼女の部屋は、新宿の高層マンションで、壁面はガラスが多く、新宿の街が一望でき、また室内は控えめな間接照明を設置していた。
とても落ち着く、素敵な空間が作られていた。
日本人以外の、特に欧米文化圏の人は、照明の質にこだわりを持っているのではないかと思う。
自分が過ごす部屋となると、ただインテリアだけでなく、照明までもが計算の上で設置されることになる。
リビングはリラックスできる場であるべきで、そのためには照明が与える心理的効果についても意識を向ける必要がある。
強い光にエネルギーを奪われる
強い光加減の照明を浴びていると、エネルギーを奪われるような感覚を覚える。
そうであるから、私は親の庇護下にある時代からずっと、自立して生活するようになるまで、マイナス条件下で生きてきたようなものだ。
他の家族は白色蛍光灯の元で、ブルーライトを発するテレビをずっと見ていても何も感じてない。
いや、影響は受けているのかも知れないけど、そのことに対して鈍感なのかもしれない。
私は他の人間よりも生来デリケートであり、外からの刺激に影響を受けやすくできているから、他の人にとってはなんとも無くても、私にとっては苦痛だったということかも知れない。
そのことについては過去に記事を書いている。
ともかく、普段リラックスして過ごすリビングは、照明にこだわるべきだと思う。
私の部屋は間接照明にしている。
柔らかい橙色の光が、とても心を落ち着かせる。
そして、家具を白系で統一させているから、間接照明の光が当たってさらに柔らかい雰囲気を醸し出す。
心身ともに回復するには最高の環境に仕上がっていると思う。
コメント