RASとは何か
RASとは網様体賦活系と呼ばれる脳の部位であり、情報のフィルター役を担っている。
脳が働くと多量のエネルギーを消費してしまう。
人間の脳は97%が活用されていない、などと言われているが、もし全部の脳が働いてしまったら、人間は一気に餓死してしまうと苫米地英人の本に書いてあった。
脳は省エネのために、情報を選別して、いらない情報は受け取らないようにしている。
その役目をRASが担っているというわけだ。
あなたの見る世界は脳内のRASによって決まっている
もし、あなたが夢を叶えたいと思うなら、RASを書き換えることが一番良いやり方となる。
今夢から遠のいているあなたは、RASがそういう世界をあなたに見せているからそうなっている。
以前と変わらないRASで、夢をかなえることはできないのだ。
RASに働きかけるには、脳波を下げて顕在意識のブロックを解除してあげる必要がある。
ごく簡単に言うと、眠る寸前の意識状態に持っていけば良い。
この状態になると、RASへ直接メッセージを送ることができる。
ここまでは心理学や洗脳の本によく書かれていることだが、私は次のことに気付いた。
RASと神との共通点
RASに働きかける作業って、神様にお祈りしているのと似ている!?
てか、同じじゃないか!と。
神社で手を合わせている時、教会で静かにお祈りしている時。
これらの時って、脳波を下げる時の意識の持って行き方に実は似ているのだ。
逆に、神様にお祈りしている時は催眠状態になっているとも言える。
多くの人は、年に一回くらいか、たまにだけど、神様に願い事をする。
でも、本当にその願いが叶うとは信じてはいない。
そうじゃなくて、神への願いは、必ず叶えられると確信するべきなんだ。
なぜなら、神へ真剣に願い事をするならば、潜在意識が開かれ、RASに直接働きかけることになるからだ。
こんなに脳科学の発達を待たなくても、昔からあるやり方を盲目的に従えば、同じ効用が得られたんだ。
神を信じられる人は、神に願うことで欲しいものを引き寄せればいい。
神を信じられない人は、脳科学が提示する根拠をもとに、RASにはたらきかけて引き寄せを行えばいい。
なんとも、救いの多い時代になった。
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