恋愛格差はなぜ生まれるか
恋愛下手なモテない男性にとって、彼女を作ることはとんでもなく難しいことのように思えてしまう。
しかし一方では女性に困らない恋愛上手な人生を送っている男もいる。
そういった男は、傍から見てて次々にチャンスをものにしているように思えてしまう。
同じ人間なのだから、そんなに大きな差はないようにも思えるのだが。。。
なぜ恋愛格差が生まれてしまうのだろうか。
恋愛下手な男の失敗パターン
まず、モテない男が恋愛に失敗する理由として、物事を性急に考えすぎてしまうことが挙げられる。
好きになったら気持ちは止まらなくなるのはわかる。
私も男だからね。
男というのは女よりも恋愛に関して熱しやすい傾向にあるのは間違いない。
しかし、相手の女性はそうではないということをきちんと認識しないといけない。
自分の気持ちが盛り上がったからと言って、相手の女性も同じ気持ちに違いないなんて思い込んでしまうのはまずい。
女性はコミュニケーション上手なので、別に相手の男性に興味がなくても合わせることができる。
それで男は、相手の女性も自分と同じ気持ちなんだと勘違いしてしまいがちだ。
男女両方が同じ気持ちでないと恋愛は成立しないはずなのに、自分の気持ちだけで突っ走ってしまうのがモテない男性の何100万回繰り返されてきたかわからない失敗パターンだ。
学生時代の恋愛は、よく告白という形を取られる。
「好きです!僕と付き合ってください!」
青春の1ページっぽくていいと思うが、これこそが失敗パターンだと言わざるを得ない。
ただ、学生は経験がないので、失敗することも仕方がない。
しかしいい大人になっても同じ手法を取っているようでは芸がない。
さらに場合によっては迷惑者扱いされてしまう可能性もあるからシャレにならない。
一目惚れしたコンビニの店員さんに、待ち伏せして告白したら、あなたがよっぽどのイケメンでない限り気味悪がられるだろう。
自分の好きな気持ちを相手に表明して付き合ってくれと言うのは、ギャンブル的な手法となってしまう。
告白が成功するかは一か八か。
勝負に出るとあなたの焦る気持ちはスッキリするかも知れないが、望んだ結果はあまり得られないだろう。
恋愛上手な男の王道パターン
女性は、男性よりも徐々に異性を好きになる傾向がある。
男性の恋心は瞬間湯沸かし器さながらだが、女性の場合は弱火でコトコトと温める鍋のようだ。
好きになってもらうのに時間が必要なのだ。
もてない男はその時間が待てない。
我慢できなくて告白して振られてしまう。
女性は簡単には男性になびかない。
男性よりも慎重に相手を選ぶから。
我慢強くなるためにはエネルギーが必要だ。
我慢とは意志力だからだ。
恋愛が結実するまでの、相手を振り向かせる努力や、他の男性に行くんではないかという心配に耐えていかなければいけない。
モテない男はそういうエネルギーが足りてない。
草食系男子は恋愛を成就させるだけのエネルギーを持っていない。
そういった意味で、関係なく聞こえるかも知れないが、体調管理や運動をしてエネルギーを充実させることが大事だったりもする。
意中の女性を振り向かせるには、相手の気持ちに配慮しながら、自分を売り込んでいく必要がある。
それも段階というのをちゃんと踏まないといけない。
モテない男性はそのことがとても難しいと感じている。
しかし、逆に言って女性の求めているアプローチ方法を取れば、成功確率は上がるとも言うことができるのだ。
モテる男はそれを忠実にやっているというだけだ。
相手の気持ちを考えながら、少しずつアプローチを重ね、徐々に気持ちを高めていく。
そして相手の気持ちが温まるまでは決して相手に決断を迫るようなことは言わない。
長い時間、変わらず優しさを与えてくれる男性であれば、女性も徐々に心を開き始めるだろう。
これが女性を振り向かせる王道パターンだとしたら、このロジックを積み重ねる「ビジネス思考」であればいいということになる。
一か八かの「ギャンブル思考」は玉砕するだけだ。
だから、しつこい男性が彼女を振り向かせるというケースは多いのだ。
女性はそこに本気を感じるわけである。
また、相手の潜在意識に刷り込みをかけるという点でも、時間が必要と言える。
そのことについては以前記事にしている。
男性は、好きな人ができたら、ぜひ粘り強く、かつスマートにアプローチするようにして欲しい。
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