自分の生き方を貫くカッコイイおじさんとの出会い
海外旅行先で声をかけてもらい、それから意気投合し、彼の参加していた聖書の勉強会に誘ってもらったりしていたのだ。
もうすでに縁は切れているが、私個人としては、この方から多くのものを学ばせてもらった。
この方と最初海外の空港で会った時、初老なんだけど、とても爽やかでオーラを感じた。
理由の要らない魅力がにじみ出ていた。
「これがセレブというやつか。。。」
と思ったものだ。
子供みたいなおじさん
彼は何にでも挑戦し、いつも明るく、誰とでも屈託なく会話していた。
彼が英語の勉強のために参加していた、聖書の勉強会にも誘ってくれた。
それは普段生活していて、全く知る可能性のない世界であった。
アパートの一室で、日本に住む外国人が集まって聖書について勉強するのだ。
キリスト教へ勧誘されるとちょっと気まずかったが、外国人の知り合いが増え、色々彼らと遊んだりするのも刺激的な経験だった。
ある日上原さんは、長年の夢だったニュージーランドへの移住を決意し、一人で移住してしまった。
奥さんと子供がいるのに。
奥さんとは冷えた関係だったようだが、子供は上原さんにとっては大事に思ってたようだ。
でも、上原さんは自分の夢を優先した。
子供からの反応は冷たかったようだ。
夢を追っかけすぎて、バッティングしてしまう部分とどう折り合うか、そんな問題もあるのかなと思った。
そしてしばらくしたら今度は、本を出すという。
「本って、出そうと思って出せるものなのか???」
と疑問に思ったが、最初に紹介した本を、あっという間に出版してしまった。
買ってくれと連絡が来たから、買ったよ。
どんなこと書いてあるか興味があったしね。
読んでみたら。。。。内容的には、よくこの内容を世の中に出そうと思ったな、と。
憧れの存在ではあったけど、正直それが感想だったよ(笑)
彼から見習うところは多い
自分のやりたいことをやる。
人にどう思われるかとかはあんまり気にしない。
年齢も気にしない。
でも、そしたら何でもできちゃうんだ。
初老のおじさんなのに外国人の彼女がいたり、海外に移住したり、本を出版したり。
そんな上原さんは魅力的なオーラがにじみ出てた。
きっと多くの人は、自分でブレーキをかけて生きているんだ。
それが当たり前すぎて、自覚できないくらいに。
私達も、もっと自分のやりたいことを、やってみたらいいんじゃないか。
そうすれば、自分自身の輝きを少しは取り戻せるかもしれない。
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