声で自信があるかどうかわかる
声ほど、その人物の力量を表すものはない。
声に魅力がない者は、だいたいが自信がない未熟者であると言っていい。
大会社の社長など、得に創業者は、声が大きく、力強い。
そうでないと、社員がついてくるわけがない。
人を魅了し、引っ張っていくには、ただ良いことを言うだけではなく、どんな声でその言葉を響かせるかが大事だ。
大きないい声には、肚が大事
ただ、ほとんどのケースで、社長になるような人は、意識して声を作り上げているわけではない。
自然にそうなっているのである。
苦しい経験や、修羅場をくぐってきた経験から、肚が座っており、自然と肚から声が出せるようになっている。
胸式呼吸と腹式呼吸
声に魅力があるかないかは、肚から出ている声か、それとも体の上の方、胸や、頭から出ているかの違いだ。
それは呼吸にも関係してくる。腹式呼吸か、胸式呼吸かだ。
体の上の方に気が行っていると、人間というのは落ち着きが悪くなる。
どうにも軽薄になり、力強さが出ない。
安定した下半身、腹部からガツンと行かないと人間の生命力は発揮されないのだ。
肚を鍛えようにも、人生経験に乏しい人間は、ではどうすればいいのか。
私の経験からすると、これはある程度テクニック的に習得できる。
そして、見違えるように人生が変化するのでぜひやったほうがいい。
同じことを言うにでも、喋り方によって印象によって人の受け取り方が全然違うからだ。
ただ単に、声がいい、というだけで、人は力量を認めるところもあるので、色々と得をする。
先程言った、呼吸をまず修正する。
胸式呼吸から腹式呼吸に変えることをする。
それを訓練して、常にできるようにする。
胸式だと、気が上半身に行っているから、肩から顔から緊張しているし、心理面もドキドキしがちで安定しない。
腹式呼吸が出来るようになると、必然的に意識が腹部に落ちるから、肩や顔面の筋肉がほぐれ、メンタルの過緊張も取れる。
自分の体を楽器に見立てる
声というのは、ただ発すればいいというものではない。
自分の体を楽器に見立てて、どれだけ響かせるかである。
良い音色を出すためには、緩んでいないといけない。
上半身が緊張していたら、大きな声が出ないし、また良い音色も出ないのだ。
声を鍛え、上に立つ人間へとなろう
安定していい声色を出せるように、練習をしたらいい。
私はこの本を一冊買って、家でひたすら訓練した。
1,500円で人生が変わるなら安いものだ。
誰も自分の良さをわかってくれない、と嘆く前に、見せ方に気を配るべきである。
外見は、ファッションを意識し、清潔さを心がけるのは当たり前にわかってることだが、誰も声を細工しようとはしない。
ファッションで人より差をつけようと思っても、なかなか難しい。
声は誰も取り組んでない分、すぐに結果が出るし、お得である。
また男性なら、取り組まない手はない。
なぜなら、女性は男性の良い声にめっぽう弱いからだ。
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