異性関係で価値観の違いが表面化した時
異性と付き合っていると、必ずどこかで価値観の違いに直面する。
最初どんなに相性が良いと思った相手だとしても。
そんな時、あなたはどんな気持ちになるだろうか。
例えば、二人で旅行の計画を立てているとする。
北海道に行こうという話になり、飛行機を予約した。
そこで彼女がこんなことを言ったとする。
「私、飛行機は極力乗らないようにしてるの。しょうがない時だけ乗るようにしている。」
ここで私はイラッとしてしまう。
「ねぇ・・・飛行機って最も安全な乗り物だって知ってる?歩いてて事故に遭う確率のほうが高いんじゃないの?」
飛行機の事故率は低い。
事故が起きたら大変なことになってニュースになるから、認識にバイアスがかかっているんじゃないか。
データよりも単なる印象で判断を下しているということだから、頭が悪いんじゃないかと思う。
飛行機が怖いからってなるべく陸路を使おうとするのは、金正恩と同じじゃねぇか。
飛行機になるべく乗りたくないという考え方は、何か起きたら墜落して絶対助からないことから来ていると思う。
つまりそういう考えに至るのは、極端に臆病な内面も表していると思う。
赤の他人ならバカにして終わりだが、相手が好きな人となると話しは別だ。
好きな相手とはなるべく同じ価値観を共有していたいものだけれども、このように価値観のズレが明らかになった時、どう気持ちの維持をしていったらいいのだろうか。
価値観の違いは、思考プロセスを読み解くことで楽しめ
私の提案としては、価値観の相違が出てきた時には、その違いを楽しめばいいと思う。
へぇ〜、そんな風に思うんだ。
で、何でそういう風に思うんだろう?
というように、相容れない考え方だとしても、イラッとして相手を否定するのではなくて、興味を持ってみる。
何で飛行機を怖がるんだろう?
ひょっとしたら、すました顔をいつもしているけれど、内面はすごい臆病なのかも知れない。
また、客観的な事実よりも、思い込みを優先するタイプなのかも知れないなぁ。
そんな風に、冷静な視点で相手をより知ろうとすれば、それは相手へのさらなる興味に繋がり、勉強にもなってくる。
価値観の違いはあなたの否定にはならない
また、価値観の違いが出てきた時にイラッとしてしまうのは、それが自分の価値観への脅威であったり、否定だと受け取ってしまうからではないか。
相手がどういう立場であったとしても、それが自分への否定に直結するなんてことはない。
自分の意見と同じでなかったとしても、相手の物の見方考え方を学ぶことで、より柔軟な物の見方にしていくことができる。
違いは自分の知らないことの発見であり、そこには学びのチャンスがある。
そしてより深く、相手のことを理解するチャンスにもなる。
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