幽霊は怖い?
あなたは幽霊が怖いだろうか?
夜に、誰もいない部屋に入っていった時、ちょっと怖さを感じたりするだろうか。
少なくとも、子供の時は誰しもが強い恐怖心を抱いていた時期はあるのではないだろうか。
小学校低学年の時だったろうか。
一人で留守番をしていたのだが、曇り空で部屋の中はなんとなく暗く、テレビもついてない。
そんな中、私は霊の存在をだんだんと意識し始め、怯えていた。
そして突然の電話。
あの頃は黒電話でジリジリジリ〜〜〜!と大きな音がしたので、私は思わず叫び声をあげてしまった。
しかし今では、全く怖がることもなくなってしまった。
もうおじさんなのでさすがに(笑)。
夜に墓地を横切ろうが、別に幽霊を意識することもない。
おとなになったから、というのも一つ理由ではあるのだが、もう一つの大きな理由がある。
この世は想像によって成り立っている
この世の全ては想像の産物であるということが腑に落ちているからだ。
あなたが、その存在を認めるからこそ、存在できる。
この世はそういうルールで成り立っている。
あなたが見たり感じたりしているのは、全て脳があなたに見せているものだからだ。
目や耳や鼻、皮膚を通じて信号を受け取り、それを脳が解釈をして、世界観を作っている。
私達はあるがままの世界の有り様を受け取っているわけではない。
あなたの脳が、この世界を作っている。
あなたが幽霊の存在を認め、怖がるからこそ、幽霊は実際に存在してしまうのだ。
実際に感じてしまったり、目に見えてしまったり、不思議な現象が起こったりする。
暗い不気味な道を通ったりする時に、幽霊の存在を感じてしまうのは、本当に幽霊がいて、あなたにアプローチしているからではない。
あなたが、まず先に怖がってしまっているからだ。
だから、何も考えない。
何も暗闇に見ようとしなければ、心も不思議と落ち着き、実際に何も起こらないのだ。
幽霊はいる?いない?
この世界はもともと無である。
無から一つ一つ、脳の認識により切り離され、個体として存在することになる。
だからいたずらに幽霊を怖がらないように。
もともといないはずのものを、意識しすぎると、本当に姿を現すから。
逆に言って、そのくらい私達の意識の力とは凄いものなのだ。
私達の意識する力とは、ものすごい現実化力があるのだ。
いい意味でも悪い意味でも、引き寄せの法則は常に機能してしまう。
コメント