常識は普遍的なものか
世の中の常識は、真に受けないほうがいいものもある。
世の中で良いと言われていることが、必ずしも本当に良いことかはわからない。
良いことかもしれないし、そこまで良いことではないかもしれない。
ていうか、自分にとって良いかどうかはわからない。
呼吸は穏やかな方がいい理由
例えば、呼吸だ。
呼吸はなるべく深く沢山した方がいいというのが、誰もが疑わない常識だ。
しかし本当だろうか?
私の感覚では、呼吸をすると、意識のイニシアチブが外れる。
呼吸を荒くすればするほど、自我が発動する。
呼吸と交感神経は連動しているところがあるようだ。
呼吸を穏やかにすると、副交感神経が優位になり、心まで穏やかになる。
まだ自我も薄まり、意識もクリアになってくる。
また、呼吸自体が体にとっていいかどうかもよくわからない。
酸素を体に取り込むということは、フリーラジカルによって活性酸素が発生する可能性が高まる。
それによって体が酸化する。
もちろん、私たちは呼吸をしないと生きていけない。
必要な分は呼吸するのだが、ハアハアと呼吸を余分にしておく必要は全く無い。
呼吸をしたほうがスッキリするという人もいるだろう。
つまり、人に合うか合わないかはその人次第であり、画一的な物の言い方は良くないということを言いたい。
食べると調子が悪くなる!?
また、食事に関しても、これは食べたほうがいいに決まってる、ということになっている。
本当だろうか?
私は、空腹になると仕方なく食事を取るのだが、食事した後は頭がぼーっとして、眠くなり、体もだるくなって調子が悪くなる。
それでも大人になった今は、自己責任で食事量を減らせたり、内容に気をつけたりはできるが、実家にいたときなんかは最悪だ。
1日3食きっちり、大量に出てきて、全部残さず食べなさいと言われる。
他の人は不具合は感じないのかもしれないが、私はそのような環境で、うまく自己コントロールができず、色々な面で損をしてきたと思う。
自分にとって良いパフォーマンスを出すために必要なことは、自分自身の体で試していくしか無い。
世の中で言われていることは、平均的には満足できるのかもしれないが、それが果たして自分にも当てはまるかはわからないのだ。
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