結婚相手を見つけるのが難しい
現代は自由恋愛によって結婚することが自然な形とされている。
一昔前はお見合いが多く、私より20歳以上も上の世代だとありふれている。
それよりもっと前の話になると、結婚とはむしろ自由に相手を選べるような考えはなかったんだろう。
家が決める、親が決める、そんな結婚のあり方が、大正明治江戸と遡っていくと、ずっとずーっと、続いていたんだと思う。
そう考えると、個人の努力によって相手を見つけてきて恋愛の上結婚するという形は、近年現れてきた様式でしかなく、ここ5〜60年の話なんではなかろうか。
しかし果たして、世の結婚適齢期の人々は結婚相手選びにおいて問題はないのだろうか。
出会いがないというセリフはよく聞く。
自然に異性と出会い、恋愛につながっていくというケースはなかなか難しい場合が多いようだ。
外国に行くと、ヨーロッパでも中国でも同じ反応があるのだが、私の年齢で結婚していないと言うと「何で結婚しないの?」と言われてしまうのだ。
何でって・・・・そう言われてもね。
なかなか相手が見つけ辛い、結婚するのが難しい社会というのは、もしかしたら日本特有なのかもしれない。
もしかしたら、外国人のほうが恋愛から結婚へと進めていく文化にうまく順応しているのかもしれない。
日本人は、メディアで欧米文化がいくら入ってきて生活様式が変わったとしても、歴史が浅いから遺伝子レベルで慣れていない。
異性との出会いが難しい
感情的には、自分の好きな人と結婚がしたい、という思いには現代人は大いに同意するところだろうが、いざ世間の中で生活していると、好きになれそうな人は身の回りにいないし、会社と家との往復で、あとはスポーツジムや習い事に通っているくらいで、一体どうやって人脈を広げるのかって話だ。
今までの人生で異性との出会いに恵まれなければ、今後の人生もおそらく望みは薄いだろう。
急激にモテ期がやってくるなんてことは、まず無いのだから。
出会える仕組みを取り入れてしまえ
そのような現代人の置かれている環境から、私はこう考える。
リアル社会で出会うことが難しいならば、お見合いも大いに結構ではないかということだ。
自分もドラマのような恋愛結婚がしたいなんて夢は捨ててしまえ。
恋愛結婚は、現代日本人にとっては難しいスキルなんだ。
自分自身で女性関係(男性関係)を開拓しなきゃいけない部分を、他力にうまく頼ればいいんじゃないかと思う。
そういった意味で、出会い系も大いにありなんじゃないかと思う。
プライドなんか気にしてたら、今までと同じように時間が過ぎていくだけだぞ。
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