悪魔に支配された時間
今日はちょっと落ち込むことがあった。
やる気がなくなって、数時間何をするでもなく過ごしてしまった。
憂鬱な時、動かないというのも本人にとっては不快な状態なのだ。
動かないから血流が悪くなって、思考力も低下し、今の自分の状態を客観視できなくなるという悪循環にはまる。
数時間経って、ハッと気付いた。
行動に気をつけよ、と。
今の自分の思考、行動が固定化する。
そしてそれが習慣化すると。
それは勘弁だと思い、スッと立ち上がり、なんでもいいから体を動かそうと思えた。
波動を変えるのは自分自身
自分の今の波動が、継続する。
だからよく、言葉に気をつけよ、思考に気をつけよと言われているのだ。
それこそ、運命を変える方法である。
それがみんな出来たら苦労しないというところもある。
それで、悟っている人に「どうしたらできるんですか?」とすがったりする。
それは残念ながら、他人はどうしてあげることもできないのだ。
自分をほんとうの意味で救えるのは自分自身だけだ。
やはり、日々の生活の中で、気をつけて訓練を続けるという意識が大事になってくる。
今日の私のように、打ちのめされて立ち上がれなくなる時間帯もあるかもしれない。
でも、それから抜け出すことが出来さえすれば、”今”の感情、波動が優先されるから、今この瞬間から生まれ変わって生きることができる。
今さえしっかりしていれば、過去の影響は排除することができる。
今、この瞬間どうであるかが、未来を決めていくのだ。
今の自分の状態に気付き、気持ちを切り替える方法とは
そういった意味で、気持ちを切り替える方法として、自分を見る訓練というのは必要になってくる。
大多数の日本人は、一日の中で自分を省みる習慣を持たない。
日本人だけでなくて、人間自体がそういうものかもしれないが、外国は宗教という型があるから、自分の内面に目を向ける習慣を持つことができる。
昔の日本人は、肚、腰が出来てたから、身体感覚という部分を頼りにして自己を意識していたと思うが、今はそれもなくなってしまった。
一日中外からの刺激に反応し続けてれば、気が狂っても仕方がない。
苦しくて、メンタルが潰れそうな人だけが、救いを求め、常識外の教えを探し求め始める。
でもいいのだ。スピリチュアルに行き着いた人は、運良く人間として収まるべきところに収まったと言えるのだから。
考えてみて欲しい。
今までの地球上のどの文明を見ても、神を信じていた証拠が残っているではないか。
つまり人間の健全な精神にとって、神は必要であり、今の日本人に置かれた状況は、精神にとって言えば不幸な状況であると言える。
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