笑えない自分の現状
今まで曲がりなりにも一生懸命生きてきたつもりだが、今ひとつ結果が伴っていない。
気づけば40歳手前で、独身で、今は彼女もおらず、アパート暮らし。
貯金は数百万しかない。
年収も妹に抜かれる始末である。
客観的に見ると結構やばい状態になりつつある。
これはなぜだろうかと今年の初め辺りに真剣に考えた期間がある。
今からその時に出した答えを書いていこうと思う。
特徴は幼い頃からあった
私は昔からあまのじゃくな所があって、単純に人と同じことをするのが嫌だった。
自分が良いと思ったことをしたかった。
だから例えば中学の時はみんな同じJポップの売れ線を聴いていた中で、私一人だけ洋楽にかぶれてたりとかした。
その流れは今もあって、いつも物事の本質を見ようとしているので、いち早く本質を掴めたり、一瞬で物事の意味合いを理解したりできると思っている。
だから自分の強みとして、本質を見抜く理解力と、それから導き出されたアイデアとなる。
だが一方で、人と同じことをしなきゃいけない場合に利点が欠点となってしまう。
そもそも言われたことをしっかりとやるということに喜びをあまり感じない体質なので、その中で自分なりに頑張ったとしても、頭一つ抜きん出ることはなかなかできない。
あと、こんなブログを書いていることからもわかるように、自分は不器用なタイプであるので、集団の中でうまく競争を勝ち抜いていくことも不得手としている。
また、被雇用者として組織の中で働いている場合は、自分勝手な行動よりも協調性と指示系統に従った正確な行動が求められる。
私の強みである、アイデアの独自性が活かされないのだ。
サラリーマンの場合は逆に変なことを思いつかないほうが良いとさえ言える。
組織の矛盾や非効率に気づくことなく、ただ毎日の業務に邁進していたほうが出世は早いだろう。
戦略を全く持たずに戦った結果
不幸なことに、私はそれらの自分の特徴をあまり把握してこなくて、社会のレールの中で生きてきてしまったから、不本意な状況に陥っている。
孫氏の言葉にあるが、敵を知り己を知れば百戦殆うからずなのである。
私自身の強みと、今戦っている環境の理解に努めてきてこなかったので、ただなんとなくみんなと同じように社会の中で戦ってきて、それで現れてくる結果が不本意だと言っているのだ。
以上のことに気づいた時、何も考えずに今まで生きてきた自分の甘さとバカさにかなりショックを受けた。
今まで自分の物事の見方には自信を持っていた部分もあったので、なおさらだった。
やはり、自分の持っている強みを正しく理解し、それを適切に使用していかないと結果も出てこないのだ。
今までも闇雲ではあったけど自分なりに努力してきて、それが認められる部分も確かにあった。
地域の業界団体の理事に抜擢されたり、ボランティアサークルの会長を任されたりもした。
要は、私の強みを周囲にわかってもらうことは一部成功したということだ。
ただ、それらは責任と名誉はあるかもしれないけど、肝心の給料はくれない。
私は金が(も)欲しかった。
欲しい結果を手に入れるために
それを踏まえて、今後の作戦としては、私は経営者になることと定めた。
アイデアを出して、それを実現させていくというのは経営者の役割である。
雇用される側は、会社の方針をしっかり果たしていく役割である。
どっちが自分に向いているかと考えたら、前者なのは明らかだった。
今年に入り色々と独立に向けて実際に行動に出ている。
やっと自分の道が見えたので、これからはただそっちの方向に努力を重ねるだけだ。
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