自分の人生をどう生きるべきか。
これは人間の最大にして最難関のテーマだ。
これは答えが用意されているわけではない。
でも、答えを求めようとしてしまうところに、苦しみが生まれる。
これだ、と思ったテーマも、時間が経つにつれ、どうも違うと思い始め、やがては離れていく。
自分の中に回答があるのだけれど、自分を覗き込んでもそこには何もないようだ。
生き方は自分で決めろ
結局、自分で「決める」ことが必要なんだと気がつく。
「決める」のも難しい。大脳で考えたことは、理屈は通ってるんだけど、なんかしっくりと来なかったりする。
腹に落ちた決心なら、全身全霊で取り組もうと素直に思える。そこにはもう、理由などいらない。ただ、自分がやりたいから。やると決めたから、というわけである。
腹に落ちる、というのも、何かのきっかけで不意に訪れるものであって、悩み苦しむ日々は必要なんだと思う。
そこにはもう、世間一般に言われている幸せの形式は隅に追いやられている。
それはまさに、よそが用意した幸せの形。
人間生まれ落ちて、親や世間の洗脳に染まり、一度はそこを目指すのは仕方がない。
その生き方にうまくはまることができなかった人間、なんか違うと感じちゃった人間は、答えのない世界に飛び出し、もがき始めるのだ。
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