つながりたいと思うのは、人間の根源的な欲求だ。
人とコミュニケーションを取りたい。
他人とわかり合いたい。
異性とお付き合いしたり、結婚したいという思い。
Hがしたいというのもそうだ。
私達は、このインターネットの時代に、SNSでゆるく繋がり続けている。
人間にとっては他人と繋がっているのが快楽だからだ。
私達には分離感が植え付けられている
スピリチュアル的には、元々この宇宙は一つしかなく、私達人間の認識が分離を起こさせているだけだと言われる。
だから、私達人間一人一人は、世界から切り離された一個人であると誰でも認識している。
しかしそれこそが、人間にとって終わらぬ苦しみの原因となっている。
心の深い部分では、私達はこの宇宙にひとりぼっちで寂しくて仕方がないのだ。
だから、他人とのつながりを求めてしまうのだ。
私達は一つに帰りたいと希求してる。
赤ちゃんなら、母親から少しでも離れたら寂しくて泣いてしまうだろう。
人付き合いが下手な人は、一人でいるのが楽なんだけど、どこか寂しい気持ちも拭えないものなんだ。
本当なら、コミュニケーション能力が良くなって、人付き合いを増やしたいと思っているはずだ。
自分を忘れている時は世界と一体となれている
私達は自分を忘れてしまうようなことが好きだ。
自分を忘れるとは、自分という存在を忘れることで、つまりそんな状態のときには世界と一体となれている。
何かに夢中になっている時もそうだし、お酒を飲んで酔っ払うことだったり、眠ることも好きだ。
瞑想とは、思考から自由になり、無の状態を維持する作業で、深い瞑想に入っている時は、そこに自分は存在せず、世界と一体となっている。
繋がりたいという心理は、根源的な欲求だ
つながりたいと思うのは、人間の根源的な欲求だ。
だから、友達が欲しい。恋人がほしい。結婚したい。という思いが出てくるのは、人間にとって自然なことなんだ。
自分のことをわかってほしい。
また、相手のことを理解したいと思うのも自然なことだ。
相互理解がお互いの距離を縮めるのだから。
そして、そう思うことに理由など無い。
また、理由など必要ない。
そこは深く考えず、シンプルに求めても良いところなんだ。
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