人間は本来何もない世界を解釈することで仮想現実化して理解している
この世は本来「空」であるのだから、そこには当然何もない。
人間が「空」からある要素を抽出して、概念化して理解しているだけだ。
おそらくそれが人間の機能快なのだと思う。
その備わった機能を使うと単純に気持ちがいい。
だから、人はあらゆることを知ろうとする。
同じ学校のアイツの噂話や、はたまた宇宙のはてについてまで。
そういった人間の認知の集合世界が仮想現実だ。
この世の仮想現実はあくまで仮想だということを忘れない
そこで気をつけなきゃいけないのは、人間が知ったことは、あくまで真実ではないということだ。
それは人間の脳が概念化に成功したものであって、事実存在するものではない。
人間の苦悩とは、あるはずのないものをあると信じ切って、それにとらわれるから起きる。
人間、生きてく上でどうしてもノイズが溜まっていくのは仕方がない。
そしたら定期的にそのノイズを外していくことが必要ではないか。
本当は、何もなかったんだと。何も苦しむことはないはずだ。
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