問いを持って生きているか?
問いを持って生きることで、一つの方向性を保ちながら日々を送ることができる。
問いを持たないとしたら、ただ漫然と日々をやり過ごすことにもなりかねない。
今を生きる人々は、やたらと忙しい。
色んなことに気を取られつつ、気づけば一日一日を過ごすのみになってしまう。
やはり目指す場所があって、毎日がそこに向けて一歩一歩進んでいっているイメージが持てればいい。
もちろん、必ずしも問いを持って生きる必要性はない。
問いを持つことで生活にテーマを掲げることができる
ただ、問いを忘れないことで、自分の人生に一つのテーマを掲げることができ、たとえ忙しくても、主体性を持ちながら生きている感覚がつかめる。
では、問いとは何か。
それはあなたが心の中で普段から常々疑問に思っていることだ。
それを改めて表に引っ張り出してきて、文章化してスポットライトを当ててあげるのだ。
文章化しないで、ただその疑問を時々思い出しているだけでは、その問いのために生きているとまでは言えない。
つまり、その問いはなかなか解決されることはない。
問いを文章化し、何度も読み返し、人生の生きがいを設定しよう
例えば、日々の生活が同じことの繰り返しのように感じて、つまらないと思っていたら、「どうすれば今よりも生きがいを持って生きられるだろうか」という問いが立てられるかも知れない。
その浮かび上がらせた問いを、手帳などに書いておいて、時々見返すようにする。
私達は、社会生活の中で様々な影響を受けているので、ちょっとずつ変化してしまい、せっかく心の中でひっかかったことも忘れてしまう傾向があるので、文章化した問いを時々見返すのは良いことだ。
そうすれば、また元の場所にもどってきて、自分という存在の根底から来る問いを心に抱きつつ、明日以降の生活に向かっていくことができる。
右脳の仕組みとして、うまく問いを立てられたら、それに対する回答を探してくれるというものがある。
まるで検索エンジンのようなものだ。
検索エンジンも、いかに有効な検索ワードを選ぶかで、ヒットするページが変わってくる。
そのように、うまい問いを立てられたら、右脳が無意識下でずっと答えを探してくれる。
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