辛い時は心に目を向け表現する
もし、心が辛いのなら、アウトプットすればいい。
日記でもいいし、マインドマップのようなものでもいい。
私はマインドマップをおすすめしたい。
形にとらわれないからだ。
心というのは、文章のように整っているわけではないから。
心が辛くて悩んでいる時というのは、心がこんがらかっていて、自分で自分の気持ちがわからくなっているんだ。
とにかく書いてみて、外に出す。
それも、なるべくそのまんまを出す。
加工しない。
すると、心が晴れる。
なぜか。
大脳を持つ人間の本能を理解せよ
人間は、わからないことが苦痛で、わかることが快感にできているからだ。
大脳の機能快と言っていい。
そういう風に神が人間を設計したのだから、それに従って生きるのが、流れに逆らわない生き方だ。
自分の心を見る習慣を持たないでほったらかしにしていると、自分が何がしたいのか、また何で心が辛いのかすらわからなくなって、ただ辛い、ただ苦しい、ということになってしまう。
自分の内面にあるものを表に出すのは、自分を救っているのだとも言える。
自分の中の苦痛を手記にする人は多い。
何か犯罪にあった人とか。
すごい勇気だなぁ、なんて感心することもあるけど、そうじゃないんだ。
本人も、怒りや苦痛から立ち直りたくて、そうしているんだ。
芸術とか、文学作品とかも、そういったものが多い。
自分の心をわかれば辛い状態から抜け出せる
人間の「わかる」という機能について、以前記事を書いたが、自分の心を何かの形で表現するというのは、心の状態を模造している作業とも言える。
「わかる」という作業において、実際のものを何かに置き換える形で人間は理解している。
何かというのが、文字であったり、絵などの表現であったり、図であったりする。
どれだけ実際に近づけるか、どれだけうまく表せているか、というのが、表現力と言われるものである。
だから、多くの表現方法を身に着けたほうが、心は安定するということになる。
言葉であれば、色んな本を読んで語彙を増やす、表現を増やす、ということになる。
書かなくても、人に言うのでもいい。
だから、心が辛いことがあった時、人に喋って聞いてもらうと心が楽になるんだ。
内にかかえて誰にも言えないのは辛いだろう。
コメント