やりたいことが見つからなくて欲に流れる
私は正直言って、人生でやりたいことなんて無い。
だから、我欲に流れる。
金持ちになって、結婚して、子供を作りたいくらいに思っている。
普通っちゃ普通だけど。
だから今の所、その目標にはフォーカスして毎日を過ごしているつもりだ。
しかし、よく自己啓発書などで言われている目標設定とは、こういう欲のことを言うのではないんだと思う。
だからやはり、リミッターが外れるくらいに目標に対して熱心になれるなんてことはない。
燃えるようなビジョンがないと、困難があったときにまで目標にこだわる理由がないから。
そんな私だけれども、情熱を持てる夢がない人でも夢を持てたり目標を持てたりする方法をひらめいたので、説明したいと思う。
やりたいことが見つからないのは答え探しをしているから
やりたいことは何だろうかと考えた時に、色々と自己分析をしてみたけれども、心には何も浮かんで来なかった。
そこで「あぁ・・・俺は何もやりたいことなんて無いんだ」と諦めてしまう。
それって、”自分には、生まれてきたからにはやりたいことや興味があるはずだ”っていう、一種の解答を探してしまっていたんだと気がついた。
答えなんて、あるはずがないのに。
だから、私のようなやりたいことが見つからない人は、100点を探して見つからなかったら諦めるのではなくて、80点でも90点でも良いから、少しでも満足度が高い目標探しをすべきなんだ。
どこかに解答があるんじゃないかと思ってしまうのは、悪い心の癖だ。
やりたいことは簡単になんて見つからない
7つの習慣では、ミッションを設定するために、自分のお葬式の場面を想像することを勧めている。
親族や親しい人たちの別れの言葉を想像してみる。
彼らにどういう言葉を言って欲しいのか。
どう思っていてもらいたいのか。
しかし私は、両親には別に良い息子だったと思ってもらわなくても良かったし、友人も少ない。
今の彼女には良い印象を持っていてほしいし、私が死んだ時悲しんで欲しいとは思えたが。
そんなわけで、自分の葬式を想像したところでビジョンは浮かんでこず、私には7つの習慣のやり方は合ってないんじゃないかと思った。
最近、前田裕二さんの「メモの魔力」を読んだ。
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前田さんは就活の時、自己分析をノート30冊になるほどやりこんで自分の軸を作ったそうだ。
鬼のように自己分析を突き詰めることで、自分の興味や関心をとことん掘り下げ、心の底から熱意を持って取り組めるライフワークを明確にさせたんだ。
やりたいことなんて、そう簡単に見つかるものでは無いのだなと思わされた。
私は、前田さんの手法のほうが適しているのではないかと思った。
周囲の人にどう思われたいかではなくて、とことん自分に質問をぶつけて、なぜそう思ったのかと掘り下げていく方が、自分に合っているのではないかと。
答え(100点)を求めない
やりたいことが明確な人なら良いが、そうでない人にとって、やりたいことなんて簡単に見つかるわけではない。
それなのに、答え探しをしてしまう。
そして答えが見つからないからと言って、我欲に流れてしまう。
そうでなくて、80点でも90点でも良いから、自分に問を投げかけて、少しでも高い興味が持てるものをあぶり出していく。
そんな姿勢が必要なんだと思う。
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