言葉は言霊としての効果を持つ
私は以前から、心のコントロール方法としてアファメーションをオススメしている。
アファメーションとは、自分にとって好ましく、前向きな言葉を自分自身に向けて語りかけることを言う。
アファメーションとは言葉であり、言霊の効果とも言い換えることもできる。
アファメーションと言うと、潜在意識に対して自己暗示をかけるイメージがあるが、言霊と言うと、発した言葉が音として響くイメージを抱くことができる。
言葉は当然音として発せられるのであり、音であれば波動としての作用も有することになる。
私達はもっと普段から、言霊の影響力に敏感になるべきだ。
悪い言葉は音波として伝わっていき、何かしらの作用を及ぼすからだ。
私達は普段使う言葉に対して無頓着であり、平気で悪い言葉を乱用している。
発したものは、エネルギー保存の法則が働いているわけであるから、必ず原因と結果の法則として刈り取られる。
見えないからと言って、発した言葉がどこか自然に消えてしまうなんてことは物理の法則上から言ってもありえないことだ。
自分に合った言霊を探し、使っていこう
私達の口から発せられる言葉が必ず何某かの影響を及ぼすとわかっているのなら、良い影響をなるべく及ぼしていきたいじゃないか。
私の場合は「嬉しい」という言葉をよく使用している。
感情は、物体が上から下に落ちるように、ネガティブに流れる自然界の力が働いているので、後ろ向きな気持ちになってしまう傾向がある。
その自分のネガティブな気持ちに気がついた瞬間、「嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい・・・・」と心の中でつぶやくようにしている。
ぜひやってみてほしいのだが、ただこれだけで、本当に嬉しい気持ちになってくるのだ。
嘘だと思うかも知れないけれど、実際に試してみればわかる。
これでよくあるのが「ありがとう」と言え、というのがある。
同じ効果が見込めるのだが、私の場合は「嬉しい」の方が心がよく反応したので使っている。
ぜひ自分に合った言葉を見つけて欲しい。
そして、言葉は言霊であるから、音波として、波動として響いていく。
やがて実際に嬉しいことが自分に舞い込んでくる。
なぜなら、波動は共鳴する性質があるからだ。
嬉しい波動を出せば、同じ波動を持つ嬉しい出来事が引き寄せられてくる。
ラジオの仕組みと同じだ。
ラジオはその放送局の周波数を出すことで、電波を拾っている。
嬉しい出来事が起こったから嬉しくなるのではない。
すでに嬉しい気持ちだから、嬉しくなる出来事が舞い込んでくるという方が正しい。
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