ほとんどは感情に流されて生きている
感情は反応であるのに、その感情にもろに影響を受けて行動を決めているのが、一般大衆の姿なんだと思う。
だから人を動かすコツは簡単だ。
相手に何らかの感情を起こさせれば、多くの場合は狙い通りの反応を示すことになる。
ある一定のルールに則ったコピーライティングをすれば、必ず人々は引っかかって、リンクを半ば反射的にクリックしたり、急き立てられるように買ってしまうのだ。
感情的な人間というのは、感情の起こるまま実際に反応するということになる。
人間味があふれるというように言われることもあるが、誰かに操られないように気をつけたほうがいい。
多くの人は、感情と自分とが一緒になってしまっている。
世間では共感力というのも重視されているし、相手の身になって感じてみるというスキルができるとコミュニケーションでうまくいくとも言われている。
それは人間関係をうまく行かせるために大事にしたらいいと思うが、一方で、感情のコントロールということについても考えてみたほうがいい。
世の中のルールで得をしてるやつは他人の感情を操る
先に述べたように、感情で動くほとんどの人間は、日々反応で生きている。
そしてビジネスで儲けている人間は、大衆の感情を刺激しているのだ。
コマーシャルや情報番組で、食欲を喚起させるのはわかりやすい例だ。
また、自分に有利に事を運びたがる人達が世の中にいて、そういった人たちにも得をさせるような行動を選んでしまう。
人間をコントロールする方法として、よく組織で用いられるのは、部下にやらせたい行動があったとして、それをやらないと罪悪感を感じるように仕向ける。
「そんなことも出来ないようじゃ、人間として終わってるよ?」
やらなきゃいけないことができなかった場合、自分が悪いんだという感情を起こさせ、組織への奉仕をさらに強化させるようなやり口だ。
そんなやり方は、下手すれば親でもやってる場合がある。
感情通りに動かされている自分に気付こう
このように、世の中で得をする奴らは、人々の感情を操って、望む結果を得ているのだから、感情通りに反応していては自分の人生をとてもじゃないけど生きられないんだ。
私は、社会生活としては、わけの分からない人間として生きている。
ルールは守らないし、仕事はほっぽり出すし、突然方針は変えるし。それでもって突然切れる。
理解不可能な人間は、扱いづらいので、私を利用してやろうという年長者はいなくなる。
まあこれは、私が感情的な人間だったから、防衛策としてやむなくやってることなんだけれど。
感情と自分を切り離せれば、そんなことしなくても無敵だ。
その方法は、昨日書いたとおりだ。
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